中国語の三国志の地図を見つつ、建国記念の日の朝4時から夕方18時まで、ぶっ続けで作業しました。チョコレートをつまみながら、1歩も動かず作ってしまった。簡体字にときどき悩まれつつ。
ペイントソフトで六角形をコピペして、歴史地図をディフォルメしながら色を塗り分けていきました。もっと効率的な方法を知りたい!
これを作ったメリットは、何よりも、
自分が三国志の地理に詳しくなったことです笑
このサイトで地理を語るとき、この地図を使うかどうかは未定。。
青は魏領、水色は旧袁紹領、ピンクは呉領のうち揚州、サーモンは呉領のうち荊州、紫は魏呉の緩衝地帯、緑は蜀領、青緑は北伐ターゲット、赤茶色は交州のうち地名をよく聞くとこ、茶色は山地や砂漠、黄土色は異民族、ライトブルーは海。日本は映らず!
「襄陽」が入らなくて「襄」になってるけど、それ以外は思ったとおりに地名が入りました。けっこう後漢、三国時代を通して、
郡を切ったり貼ったりしてるんだね。けっこう混乱しまいた。
特に荊州!
北だけ魏が持って行くから、江夏郡が分断されたままだよ。呉が南郡なんてものを創り始めるし。孫亮のとき作られた
衡陽郡は、長沙郡の西半分です。たまたま、215年の荊州分割で劉備領になった範囲に近かったから、敢えて分けさせてもらいました。
大して使い物にならない南方を、無意味に広そうに見せなかったことが、この地図の工夫点です。呉は長江が海に注ぐところを中心に、蜀は成都の盆地周辺だけで、国を運営したのだね。
皆さんが「土地勘」を養われるときに、お役立て下さいませ。080211