雑感 > 『真・三国無双7エンパ』自作シナリオ

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【第1話】建安二年、曹操 鄒氏とともに死す

無双7エンパでシナリオを自作できるようなので、史実準拠のイフ物語(形容矛盾ですけど)をやりたい。ネットで見る限り、地図は6エンパと同じなので、単純化した図を作った。


まだ、発売まで1ヶ月あるので、どういう仕様になるか、よく分かりませんが。頭の体操を楽しみがてら、自作シナリオを考えてみます。

シナリオの概要

曹丕メイン。
天子を得たばかりの曹操は、197年の春、穣県で鄒氏と交わっていたら賈詡に殺される。史実どおり、曹昂・曹安民も死ぬ。
11歳の曹丕は、命からがら逃げ帰って(『典論』に記述あり)やむなく曹氏を嗣ぐ。袁紹・袁術・呂布・孫策が全て残るなか、曹丕は勢力を保てるのか、空中分解するのか。いかにすれば、史実どおり中原を制圧できるのか。
曹操の死を受けて、余裕たっぷりに、袁術が皇帝に即位する(時期は『後漢書』に準拠)。曹氏の動揺を見て、許昌で董承が独立を果たす。

まったくゼロベースで作るのは辛いし、偏向しすぎると思うので、無双6エンパの、196年「曹操の台頭」に基づいてつくる。

公孫瓚軍

公孫瓚軍、領土は《北平》のみ
《北平》に、公孫瓚・趙雲・田楷・公孫続・関靖・単経がいる。元のシナリオから変更なし。趙雲しか、強い武将がいない状況で、袁紹を相手に、何年間ねばれるかが、ミモノです。というか、ミモノはそれだけ。
公孫瓚は、烏桓を敵に回している。アレンジするにも、めぼしい戦力強化ができない。商人や占い師の友達を増やしても、盛り上がらない。だからダメなんだよ!

袁紹軍

袁紹軍、領土は《鄴県》《晋陽》《北海》
《鄴県》を本拠として、袁紹・田豊・顔良・許攸・沮授・文醜・張郃・淳于瓊がいる。《晋陽》は、袁煕を太守として、審配・逢紀・陳琳・甄姫・高幹がいる。《北海》は、袁譚・郭図・辛毗・王脩・辛評がいる。
こちらも、元のシナリオから変更なし。
顔良・文醜・沮授あたりは、教化のために、武将を自作しても良いかも。っていうか、人材も領土も恵まれ過ぎているが、史実でもそうなんだから、やむを得ない。
曹丕が、もしも曹氏をまとめきれなくなったら、いちどは袁紹に従属して、天下統一に参加するのが良いかも。そして、甄姫に恋心を寄せつつ、袁氏の後継問題が起こるのを待ち、裏切りプレイとか。

呂布軍

呂布軍、領土は《下邳》のみ
呂布・陳宮・張遼・高順・魏続・侯成・宋憲に加えて、無双7だから、呂玲綺を加えることができる。呂布・陳宮・張遼・呂玲綺と、やたら強くて、面倒くさい。

董承軍

董承軍、領土は《洛陽》のみ
曹氏の台頭をおもしろく思わない董承が、後漢の高官をあつめて起兵。献帝を拉致して、洛陽で自立。あくまで、後漢の都の再建にこだわる、献帝のワガママを聞いたかたち。決して強くはない。
董承に賛同したのは、楊彪・伏完、呉碩・王子服・吉本など、史実で曹操に敵対・反乱する人々だろう。献帝の妻として、伏氏・董氏を自作してもいいかも。献帝が、あくまでオモテに出てこないのが、このゲームの特徴だから、自作しない。
楊奉とか韓暹とか、ザコが再合流してもいいか。献帝の周辺は、興平~建安初の、混沌とした状況に逆もどり。張楊も加わるかも。
もとは献帝のそばにいた徐晃は、こちらに寝返るかも。個人的な友誼よりも、天下国家のことを優先する、冷血漢だからな!

劉備軍

呂布に虐げられ、小沛にいた劉備。彼は曹氏の動揺に乗じて、董承と連携をとりながら、《許昌》を襲撃。献帝の詔勅を、ほんとうに実現しやがった。
曹氏は、《許昌》を守ることができず、潁川郡に拠点を失い、やむなく、もとの兗州の《濮陽》に根拠地を戻した。 劉備・関羽・張飛・趙雲・孫乾・麋竺など、おなじみの人材がここにいる。元のシナリオに、劉備は独立勢力として登場しないが、劉備がいないとおもしろくないので、《許昌》を与える。

曹丕軍

曹操を失い、天子も領土も失って、崩壊の危機。領土は、《濮陽》のみ。国力が小さくなり、人材も離散する。
親族である、夏侯惇・夏侯淵・曹仁は残留する。曹操との関係性が深かった、荀彧・郭嘉も残ってくれた。典韋が曹操とともに死んだので、許褚も使命感たっぷりに残留。これで全てだが、全員が強い武将なので、立て直しが利くか。
荀彧・郭嘉は、2人とも、袁紹を蹴って、曹操に従った人材。曹丕軍の頭脳である2人が、あくまで袁紹への従属を拒否するあたりから、現実派(袁紹に援助を求める派)とのあいだで、内部分裂しそう。

陳珪軍

陳珪軍が《合肥》で独立。
はじめは、陳珪・陳登の父子が、呂布軍のなかにもぐりこみ、天子を奉戴する曹操と結んで、呂布軍を切り崩す計画があった。しかし、曹操は死に、天子との関係を絶えたため、路線を変更。
陳珪・陳登・陳瑀ら、史実では、袁術・孫策と対立した人々が、ここに独立勢力を結成。せっかくなら強い勢力にしたいので、史書を見て、配下の武将を増やそう。
陳温とか、なんか史書が混乱している、名門の陳氏の連合を!

袁術軍

袁術軍は、《建業》と《会稽》を領有する。《会稽》の統治は、孫策を太守に任命して、委任している。袁術が皇帝即位する瞬間のシナリオなので、まだ孫策は、袁術に属している。
このゲームのマップに淮南・寿春がないので、袁術サマは、便宜的に《建業》にいる。のちの孫呉の都だから、マップも都っぽいし。配下には、紀霊・袁胤・張勲・陳紀・橋蕤がいるのは、元のシナリオどおり。紀霊は、武将を自作して、強化したい。ほかに、袁術に符命を勧めた、河内の張烱は、すぐれた軍師として作りたい。袁術に娘を愛された、司隷の馮方とその娘も、賑やかしに。

《会稽》にいる孫策は、親友の周瑜のほかに、ふるくからの韓当・程普・黄蓋と、新たに招いた張紘・張昭を連れている。元のシナリオにあった、孫権とその仲間たち(孫尚香・周泰・孫権・蒋欽・魯粛・呂範)は、まだこの時点では、在野に散らかっていてもらえば良い。領土1つに、そんな人材が登録できない。

王朗軍

孫策の南方にある《南海》には、袁術・孫策と対立した、後漢の地方官たちの寄せ集め勢力を置こう。元のシナリオでは、孫静がいるけど、必然性がない。
王朗・華歆・虞翻と、なぜか逃げこんだ劉繇と、なぜか付いてきた太史慈。太史慈は、この勢力の強化要員です。無双エンパで、不思議に厚遇されている、厳白虎・厳輿を置いても良い。ほかにも、孫策が虐げた「名士」を配置すれば、袁術の背後を脅かす、嫌らしい勢力になるでしょう。
のちの南朝の時代、神仙の話を生み出す怪しげな土地だから、最強の于吉が出現するかも。

士燮軍

《交趾》は、いつもデフォルトでは、意味わからないけど、孟獲が進出している。
しかしここは、士燮の一択でしょう。士壱・士ヰ・士武といった一族と、士燮の文化資本を評価した袁徽、士燮を長生きさせた仙人である董奉など、『呉志』士燮伝から、いくらでもネタが見つかる。

孟獲軍

《南中》は、元のシナリオどおり、孟獲・祝融・孟優・忙牙長・阿会喃・金環三結とか。どうでもいいです。

董白軍

《長安》のあたりは、李傕・郭汜の残党がいて、過疎っている。しかし、董卓の孫娘として有名?な、董白を自作して、ありし日の董卓勢力を演じてもらいましょう。李傕・郭汜を束ねて、ふたたび関中で気勢を上げるとか。
基本的には、《襄陽》の張繍と、仲が善いのだ。

張繍軍

このイフ物語をつくった張本人の張繍。元のシナリオでは、張済・賈詡・張繍・胡車児がいるが、張済は時期的に死んでいる。人数が圧倒的に足りない。いかに、まぐれ勝ちだったかが分かる。賈詡1人で、どこまで持つのやら。
そうだ、鄒氏を増やそうw
地域的には、賈詡の軍略に心ひかれて、徐庶のヤロウが合流するとか。諸葛亮と違って、節操がなさそうだから。

この他、《西涼》の馬騰、《漢中》の張魯、《成都》の劉璋、《江陵》の劉表とこれに属する《江夏》の黄祖などは、もとのシナリオのまま、変更しなくて良いと思う。
……という感じで、妄想シナリオをこれからも考えたい。141019

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【第2話】考え中

ああ

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