表紙 > 読書録 > さくら剛『三国志男』を読んだ日の日記

2008年12月27日 20:33

このページは、上の時間にブログにアップした日記です。
ちょうど転職先が決まったころです。大学時代を過ごした大阪を離れることが決まり、日数を惜しんで、街を読書&散歩をしていました。

下の日記を書いて1年以上経つのだが、いま読み返して、
「この内容を、ぼくのホームページに載せないのはおかしい
と自分で勝手に思ったので、転載をいたします。

こんなに笑ったのは、今年初

本を読んで、声を出して笑ったのは、数年ぶりかも知れません。
『三国志男』という旅行記をブックオフで買ってきたのだけど、新品で手に入れて、もっと早く読んでおけば良かったと思ってます。出版された直後に、梅田の紀伊国屋で目をつけてはいたので。

冒頭に「三国志好き度チェック」というのが付いているのですが、帰り道で、歩きながらゲラゲラ笑っていました。はじめは人目をはばかっていたんだけど、おかしいものは仕方ない。
1人で、ははははは、ははははは、と盛り上がってました。以下、ぼくのツボを抜粋。
 ■散歩すると7歩ごとに詩を詠んでしまう
 ■登山をすると、ふもとを敵軍に囲まれ、断水されないか心配になる
 ■フライドチキンを食べていて鶏の肋骨を見ると、撤退したくなる

いやあ、これはすごい!すごいよ!
他にも「厳顔あけたら2分で虞翻」とかも書いてあって。元ネタのCMがちょっと古いんだけど、やっぱりこれは、すごすぎるよ!
本編よりも、冒頭のチェックリストの方がおかしかったのですが、もちろん旅行記も充実してた。
転職のゴタゴタでアンインストールされかかっている三国志の知識を入れなおし、中国語の勉強をやり直して、本場に是非とも旅行したいと思った。

(2008年)10月20日ぐらいでぼくのHP更新は途絶えているんだけど、それまでに自分で自分の作った文章を読み返してみて、「すごい情熱だ」と感心してしまったものでした。
自画自賛はしょーもないが、それほどに三国志は面白くて、ぼくは三国志が好きなのだな、と確認できました。
今までは、自己満足が最優先の文章ばかり作ってきたけど、『三国志男』に啓発されて、ひとさまに見せられる文章を書いて行きたいと思いました。仕事があればこその道楽だけど、先立つものがないと、やっぱり落ち着かないもので。

以上、転載はおしまいです。100210