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『孟氏易』ツイッターで教わったこと

貴重な情報をいただいたので、引用・保存。

ぼくはいう。初歩的な質問なんですが、『京氏易』『孟氏易』って、今日でもテキストは読めるんでしょうか。教えてください。

@Golden_hamster さんはいう。京房易伝ありますよ。すいません、孟氏の方はわかりません。
@sangatsu_rakshi さんはいう。孟氏易は残っていないと思います。
@satoshin257 さんはいう。どっかに佚文ぐらいは残ってるんじゃないでしょうか。

@goushuouji さんはいう。清朝で孟子易や京氏易の学説の復元を研究した著作なら、惠棟『易漢学』張惠言『易義別録』あたりでしょうか。正直易は難しすぎて私にはさっぱりわからんけど。
ちなみに『京房易伝』は現存してますが、京房の易に関する著作は他に大量にあったらしく、『京房易伝』が災異思想と密接に関係するのに対し、経学的に正当な易経解釈は散逸した『易章句』の方だとみられていたはずです。
『易漢学』はテキストではなく孟喜の思想の復元見たいな感じです。テキストは張惠言『易義別録』に多少残ってますが、注はほとんど残ってなく、孟喜の使った易経本文の字の異同に関するものがほとんどな感じです。
『易義別録』は多分、清朝の経学に関する著作を集めた『皇清経解』という叢書を所蔵している図書館を探して、その中に収められているのを見るしかないかも。 買ってもいいけど…

@goushuouji さんが、『皇清経解正続編』63千円のURLを貼ってくださいました。よく分かってないので、ちょっと買うのは保留です。。


@satoshin257 さんはいう。取り敢えず『玉函山房輯佚書』には佚文が入ってるみたいですね。

皆さま、ありがとうございました! 120211